あおいです。
朝ドラ『ばけばけ』
ヘブン先生とおときさんが結婚しましたね。
小泉八雲ファンのお友達が『ばけばけ』を毎日見ていて、お勧めされています。
見始めたら、日本の良さを感じています。
まず「怪談」
怪談って、「怖い」話って思っていましたが、朝ドラで紹介されていたものは「親子の愛」「優しさ」「切なさ」を感じるものでした。
経済的な困窮で子供を堕胎するしかない両親。
やっと子供を育てられようになったとき、生まれた子供が過去に亡くなった子供の生まれ変わりだったという話は驚きました。
夜な夜な「水あめ」を買いに来る母親の霊も、子供のためという親の愛情を感じるものでした。
恨みとか、おどろおどろしいものを感じさせないところが、いいですよね。
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)氏はそこに、日本人の精神的な豊かさを感じたのでしょうかね。
あと、衝撃だったのはラフカディオ・ハーン氏がアメリカ・シンシナティーで体験した人種差別。
混血の黒人女性との結婚は法律で禁じられていて、結婚したことで会社を解雇されました。
有色人種に対する差別がいかにひどかったかを改めて感じる内容でした。
日本はかつて「人種差別撤廃」を国際会議で提案したことがありますね。
ご存知ない方もいると思うので、ご紹介します。
大正8(1919)年2月13日、第1次世界大戦後のパリ講和会議国際連盟規約委員会において、日本全権である牧野伸顕は連盟規約に人種差別撤廃を盛り込むことを提案しています。
国際会議において人種差別撤廃を明確に主張した世界で最初の国が日本でした。
日本の提案に対して多くの植民地を有する英国や豪州などが反対にまわりました。
そこで日本は国際連盟規約委員会の最終日、連盟規約の前文中に「国家平等の原則と国民の公正な処遇を約す」という一節を挿入することを提案しました。
この再度の提案は多くの国の支持を得て、出席していた16名の委員のうち、仏国・伊国を含む11名が賛成したため、賛成多数で可決されると日本全権団は確信していましましたが、可決はなりませんでした。
議長であったウィルソン米国大統領は、この案に反対しました。
それまでのすべての議題が多数決で採決されていたにも関わらず、突如『重要事項の決定は全員一致、少なくとも反対なしであることを必要とする』という原則を持ち出し、日本の再提案を不採択とされました。
ラフカディオ・ハーン氏の生涯を振り返ると、親子関係、結婚問題で様々に傷ついてきたことがわかりますが、それを日本の風土、精神性が癒していったことが想像できます。
日本人が当たり前すぎて気づかない日本の精神性や懐の大きさを海外の人から教えてもらうことも多いですね。
現在でも日本の技術力の高さは世界にとってかけがえのないものとして認識されています。
その背景には日本人の生真面目さ、他者を思う配慮の心があります。
そういういいところは現代の日本人には欠けつつあるのでは?
日本の誇らしいところを、日本人が知っていく必要がありますね。
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