ワークショップでは、以下の旧約聖書『ダニエル書』の記述のなかから、現代に関する預言について解説します。
ダニエル書2章
ネブカデネザルの治世の第二年に、ネブカデネザルは夢を見、そのために心に思い悩んで眠ることができなかった。
<夢の内容>
2章31節~
王よ、あなたは一つの大いなる像が、あなたの前に立っているのを見られました。
その像は大きく、非常に光り輝いて、恐ろしい外観をもっていました。
その像の頭は純金、胸と両腕とは銀、腹と、ももとは青銅、すねは鉄、足の一部は鉄、一部は粘土です。
あなたが見ておられたとき、一つの石が人手によらずに切り出されて、その像の鉄と粘土との足を撃ち、これを砕きました。
こうして鉄と、粘土と、青銅と、銀と、金はみな共に砕けて、夏の打ち場のもみ殻のようになり、風に吹き払われて、あとかたもなくなくなりました。
ところがその像を撃った石は、大きな山となって全地に満ちました。
<ダニエルの見た幻>
7章1節~
バビロンの王ベルシャザルの元年に、ダニエルは床にあって夢を見、また悩中に幻を得たので、彼はその夢をしるして、その事の大意を述べた。
ダニエルは述べて言った、「わたしは夜の幻のうちに見た。見よ、天の四方からの風が大海をかきたてると、四つの大きな獣が海からあがってきた。
その形は、おのおの異なり、第一のものは、ししのようで、わしの翼をもっていたが、わたしが見ていると、その翼は抜きとられ、また地から起されて、人のように二本の足で立たせられ、かつ人の心が与えられた。
見よ、第二の獣は熊のようであった。これはそのからだの一方をあげ、その口の歯の間に、三本の肋骨をくわえていたが、これに向かって『起きあがって、多くの肉を食らえ』と言う声があった。
その後わたしが見たのは、ひょうのような獣で、その背には鳥の翼が四つあった。またこの獣には四つの頭があり、主権が与えられた。
その後わたしが夜の幻のうちに見た第四の獣は、恐ろしい、ものすごい、非常に強いもので、大きな鉄の歯があり、食らい、かつ、かみ砕いて、その残りを足で踏みつけた。これは、その前に出たすべての獣と違って、十の角を持っていた。
<夢の解き明かし>
2章37節~
王よ、あなたは諸王の王であって、天の神はあなたに国と力と勢いと栄えとを賜い、また人の子ら、野の獣、空の鳥はどこにいるものでも、皆これをあなたの手に与えて、ことごとく治めさせました。
あなたはあの金の頭です。あなたの後にあなたに劣る一つの国が起こります。
また第三に青銅の国が起こって、全世界を治めるようになります。
第四の国は鉄のように強いでしょう。鉄はすべての物をこわし砕くからです。
鉄がこれらをことごとく打ち砕くように、その国はこわし砕くでしょう。
あなたはその足と足の指を見られましたが、その一部は陶器師の粘土、一部は鉄であったので、それは分裂した国をさします。
しかし、あなたが鉄と粘土の混じったのを見られたように、その国には鉄の強さがあるでしょう。
その足の一部は鉄、一部は粘土であったように、その国は一部は強く、一部はもろいでしょう。
あなたが鉄と粘土との混じったのを見られたように、それらは婚姻によって、互に混ざるでしょう。
しかし鉄と粘土とは相混じらないように、かれとこれと相合することはありません。
それらの王たちの世に、天の神は一つの国を立てられます。これはいつまでも滅びることがなく、その主権は他の民にわたされず、かえってこれらのもろもろの国を打ち破って滅ぼすでしょう。
そしてこの国は立って永遠に至るのです。一つの石が人手によらずに山から切り出され、その石が鉄と、青銅と、粘土と、銀と、金とを打ち砕いたのを、あなたが見られたのはこの事です。
大いなる神がこの後に起るべきことを、王に知らされたのです。
その夢はまことであって、この解き明かしは確かです。(以上)





